任意整理を選ぶときに考えたい2つの基準

借金問題を解決する方法として債務整理を考えた時に、任意整理・個人再生・自己破産といった種類があってどれを選ぶべきかわからない、となる人は少なくありません。

任意整理を選ぶときの基準は、「整理したくない借金があるかどうか」「任意整理後に返済をしていくのに十分な収入があるかどうか」の2つです。

整理したくない借金があるときは任意整理を選ぶといい

任意整理を選ぶときに最大のメリットとなるのが、「整理したくない借金は任意整理の対象から外せる」という点です。

例えば、保証人付きの借金がある場合、個人再生や自己破産をすると保証人に一括で借金の残高が請求されてしまいますが、任意整理なら保証人付きの借金を対象から外すことで、保証人に迷惑をかけずに借金を減額してもらうことが可能です。

また、自動車ローンが残っているけれども車を残したまま借金を減らしたいという人や、借金を減額してほしいけれども家は手放したくないという人にも任意整理は向いています。

任意整理を選ぶにはある程度の収入が必要

任意整理を選ぶときのもう一つのポイントは、「任意整理後の返済を続けていくのに十分な収入があるかどうか」です。

任意整理では、利息や遅延損害金は0円にしてもらえますが、元本は60回払いなどの長期返済で全額返済していくことになりますので、収入が少なすぎる場合は任意整理を選ぶことができません。

自分が任意整理を選ぶことのできる状況なのかは、次の ステップで確認できます。

1. 借金の残高をすべて合計する
2. 残高の合計を60で割る
3. 計算して出した金額を毎月返済できるか考える

例えば、アコムから50万円、エポスカードから10万円、みずほ銀行から60万円を借りている人の場合、借金の残高は合計で120万円ですので、60で割ると2万円ということになります。

この場合は毎月2万円を返済していくのに十分な収入があれば、任意整理が可能ということになります。

まとめ

任意整理を選ぶ最大のメリットは、整理したくない借金を対象から外すことができるという点です。

このメリットによって、保証人に迷惑をかけずに借金を減らしたり、家や車を残したまま借金を減らしたりすることができます。

任意整理を選ぶことができるかどうかは、十分な収入があるかどうかによって決まります。

借金の残高の合計を60で割り、その金額を毎月返済していけるくらいの収入がある人なら、任意整理を選ぶことが可能だということになります。