債務整理に必須の「委任状」をわかりやすく解説

委任状とは弁護士や司法書士に債務整理を依頼するためには必須の書類で、自分の名前を記載して捺印する必要があります。

委任状がないと受任通知で借金の督促をストップさせてもらうこともできないので、債務整理を行うと決めたらスムーズに委任状を作成してしまいましょう。

★弁護士などに債務整理してもらうには委任状が必要
弁護士や司法書士に依頼して自分の代わりに債務整理をしてもらうためには、弁護士などに「法定代理人」という、法律上の正式な代理人になってもらう必要があります。

例えば、任意整理では、弁護士などが自分の代わりに会社側と交渉してくれますし、個人再生や自己破産では申し立てなどの手続きを自分に変わって裁判所に出向いて行ってくれます。

こうした手続きに必要となるのが、「弁護士が自分の法定代理人である」ということの裏付けとなる、「委任状」という書類なのです。

★債務整理に必要な「委任状」の内容
委任状には、日付、本人の名前と印鑑、弁護士や司法書士の名前と印鑑、弁護士などが所属している弁護士会や司法書士会の名称、債務整理の相手となる会社または裁判所、債務整理の内容、といったことが書かれます。

★委任状を受け取った弁護士などは受任通知を送って債務整理を始める
委任状を受け取り、委任契約書を締結して法定代理人になった弁護士や司法書士は、まず会社側へ「受任通知」という通知を送ります。

受任通知とは、「弁護士などが正式に委任契約を結んで債務整理を開始した」という事実を知らせるための通知です。

受任通知を受け取った後は借金の督促をしてはいけないことになっているため、債務整理の手続きが完了するまでの間、借金の返済が一時的にストップします。

つまり、受任通知で借金の督促を止めるためにも、委任状は必要だということです。

★まとめ
弁護士や司法書士に法定代理人となってもらって債務整理をしてもらうためには、「委任状」という書類が必要になります。

委任状には自分の名前を記入して捺印する必要があります。また、弁護士などの名前や所属、債務整理の相手方や内容といった情報も記載されます。

委任状を受け取って委任契約書を締結した後、弁護士が会社側に受任通知を送ることで、借金の返済が一時的にストップします。