お金がないけど債務整理したい人に知ってほしい2つのコツ

債務整理はしたいけどお金がない、という人は少なくありませんが、「お金がない」の度合いによって取れる方法が2つあります。

1つは、収入や財産が一定額以下の人を対象とした「法テラス」のサービスを利用して、割安・後払いで債務整理をする方法です。

もう1つは、借金の返済義務自体がなくなる自己破産を行う方法で、まったく収入がなくても行うことができます。

★お金がないけど債務整理したいなら「法テラス」
法テラスとは、正式には「日本司法支援センター」という国の法人で、お金がない人が借金などの法律トラブルを抱えてしまったときに支援を提供する機関です。

法テラスでは、収入や財産が一定額以下の人に向けた「民事法律扶助業務」というサービスを通して、無料法律相談を行ったり、債務整理のときにかかる費用を割安で立て替えたりといった事業を行っています。

つまり、法テラスを利用すれば、無料で債務整理について相談できたり、通常より安い費用で債務整理を弁護士などに依頼できたりするのです。

なお、法テラスを利用できる人の目安としては、1人暮らしの人の場合で月収18万円以下・財産が180万円以下(住んでいる場所や世帯の人数によって異なります)の人が対象となります。

★本当にお金がない人でも自己破産なら債務整理できる
債務整理にはいくつか種類がありますが、任意整理や個人再生は手続きの後に返済を行う必要があるので、本当にお金がない人はできないということになります。

しかし、自己破産であれば借金の返済義務自体が免除されるため、まったく収入がない人や任意整理・個人再生には収入が足りないという人、収入が安定しない人でも行うことができます。

自己破産では財産が処分されますが、99万円以下の現金と生活必需品(衣類・寝具・家具・家電など)は自由財産として残すことが認められているため、一文無しにはならないので安心してください。

なお、自己破産の手続き自体にかかる費用が用意できないという場合は、市区町村役場で「生活福祉資金貸付制度」を利用して借りることが可能です。

★まとめ
お金がない人の場合、国の機関である「法テラス」の民事法律扶助業務を利用して、無料の法律相談をしたり、債務整理をするときの費用を割安で立て替えてもらったりできます。

また、任意整理や個人再生を行うだけの十分な収入が確保できないという人でも、借金の返済義務自体がなくなる自己破産であれば行うことができます。