債務整理をすると持っている家電はどうなる?

債務整理をすると、持っている家電製品は取り上げられてしまうのか、気になる人も多いでしょう。

ここでは、債務整理をした場合、家電へどのような影響があるのか、簡単に説明します。

家電をローンで購入した場合は?

クレジットカードの分割払いやローンで家電製品を買った場合、代金を全て支払い終えるまで、その家電の所有権はカード会社やローン会社にあることが多いです。
もし支払いが滞ったら、所有権を持つカード会社は商品を引き上げて売却し、残りのローン代金に充てることができます。

家電のローンを債務整理した場合も、約束通り支払いができないと見なされ、家電は引き上げられてしまいます。

ただし、全ての家電が引き上げられる訳ではありません。
たとえば、最新の家電や買ったばかりの家電など、売却コストを差し引いてもお金になりそうな場合のみ、引き上げられると考えておいてよいでしょう。

任意整理では家電への影響は少ない

債務整理の中でも、任意整理を選んだ場合、家電の引き上げを避けることができます。

任意整理は、整理する対象を選んで債務整理することができる方法です。
高価な家電を取り上げられたくない場合、家電のローンを対象から外して残りの借金だけ債務整理をすれば、家電が引き上げられることはありません。

また、任意整理は財産の有る無しに関わらずできる方法である上、所有する財産を処分する必要もありません。
代金を支払い済みの高価な家電を所有していたとしても、家電への影響は全くありません。

個人再生や自己破産では高価な家電を残すことは難しい

個人再生や自己破産では、特定の借金を除いて債務整理することはできません。
家電のローンが残っていた場合、家電のローンも債務整理をすることになり、高価な家電は引き上げ要求がくる可能性があります。

代金支払い済みの家電も、自己破産では財産の処分が必須、個人再生では所有する財産の価値以上の借金を返済しなければならないという決まりがあるため、実質、高級な家電は処分しなければならないでしょう。

まとめ

家電をローンで購入した場合、支払い終えるまでは家電の所有権がローン会社にあり、債務整理をすると家電が引き上げられることがあります。
任意整理を選択すれば、家電のローンを債務整理の対象から外すことで、家電の引き上げを避けることができます。
個人再生や自己破産では、高価な家電は処分または引き上げの対象となり、手元に残すことは難しいでしょう。